日経平均大幅下落!今後の方向性を予知する3つの要素とは?

日経225先物取引が1000円の下落

日経225先物取引では9/25と29に付けた高値16360をピークに大幅な下落を見せました。
10/2の大きな急落の際には15370円を安値で付け、16360円から約1000円の下げを見せました。

10/3には急反発。値を16000円手前まで戻す展開に。この急落と急反発を見せる日経平均で今後の値動きを予知するシグナルは存在するのか?
今回の考察では3つの要素から今後の共通する値動きの方向性を読解していきたいと思います。

その①長期的な要素でみる値動きパターン

日経225先物における長期的な値動きのパターンを見る際は3monthbandという3月足チャートで全体のおおまかな値動きを見ます。

bunseki10-5a

日経225の考察ではおなじみになりつつあります3monthband。3月足で形成されるチャートを独自のパラメータで形成されるバンドチャートが3monthbandです。

この3monthbandを見てると、4-6月足、7-9月足ともに3M+1ラインでの反発をし、陽線を形成しているのがお分かりいただけると思います。
上昇パターンではこの3M+1ラインがサポートとなり、上昇していくケースが多く存在します。

そして、それを踏まえて今回の下げからの反発、そして現在値を読み解きましょう。
当足(10-12月足)での3M+1ラインは15750円レベル。一時は大きく割りましたが、反発後の戻り値は10/3の時点で15920円なので3M+1ラインを超えています。

これにより、目先の調整による下げは達成したように思えます。このまま反発上昇気流に乗れば年内の日経平均はさらなる高値を更新する可能性も見えてきます。

考察ビフォー・アフター
5-7c

考察ビフォーでは、3monthbandでの動きの一つである3M+1での反発の可能性ついて言及しました。日足チャートでは一時3M+1ラインを大きく割り込みましたが(ページ下部で解説)、最終的には3M+1ラインを大きく反発する形で上昇し、3M+2ラインまで高値を押し上げる展開となりました。

その②中期的な要素で見るトレンド

次は中期的な視点からの方向性です。これはトレンドを見ます。

bunseki10-5b

トレンドを見る際に用いるのは月足タートルバンドです。これも独自のパラメータで設定したテクニカルチャートで主に値動きの方向性つまりトレンドを正確に把握するために使用します。

3monthband同様に7月からあるラインでの反発を見せています。
7月から再上昇期に入り、月足ミドルを割るまで上昇期を続けます。安定期である3Mを過ぎ4M目になりました。

赤い点線である遅行+1線での連続した反発がお分かり頂けると思います。
大きく下げた8月の際には遅行+1線を割り、緑色の月足ミドルも割りましたが、結局遅行+1線を上回って引け、その後の9月には急伸しました。

この流れをみると、遅行+1線までの下落によってアク抜きができた感はあります。
反発の戻り値をみても大きく遅行+1線(15510)を超えていますのでこのまま反発上昇の流れになると、高値更新も見えてきます。

考察ビフォー・アフター

5-7d

こちらも3monthband同様に考察時には反発の様相を見せていましたが、そこから一時大きく遅行+1線を割り込む急落がありましたが、遅行-1線がサポートして機能してくれたことで月末にかけて急ピッチで回復。結局遅行+1線でも反発する形で大きな陽線を形成し、そこから一段高へとつながっていきます。

その③短期的な要素で見る急伸のシグナル発生

最後に短期的な日足タートルバンドで見る日経225の値動きの方向性です。

TSSオーナー様には度々TSSメールでお伝えしていた-1.5ラインの経過日数。
-1.5ラインの経過日数とは最後に-1.5ラインにタッチした日を1dとし、統計上40d内に収まる確率は85%となっており、今回も37d目での到達となり納得の下落と見ることができます。

bunseki10-5c

10/2の日経平均はに大きな下げを見せ、-2ラインでも下げ止まれず大幅にブレイクしましたが、3日の寄り付きではバンド内に何とか着陸。
寄り付きから下げるも、-2ラインではしっかり買いが入り、大幅に反発上昇しました。

どこまで上昇するか見ものでしたが、下降パターンで強い重値である-1ラインも突破し強い上昇力を見せつけました。
そして、この形。1日の内に-2ラインにタッチし、-1ラインまでの上昇を見せるこの足の形は過去に急伸の前兆として捉える事ができます。

今回は買いのみなので問題ありませんが、売りを仕掛けた際にこの現象が出た場合は注意が必要です。
この急伸の前兆発生に対する安全策が-2ライン反発の損切り策(売り目線)となるのです。

このまま月曜日の寄付きがミドルを超えて来るようだとますます上昇に向かう確率が高くなります。

まとめ

以上3つの要素から今後の値動きの予想を考察してみました。
先週の大きな下げでトレンドの転換の兆しが出ているという声が巷では聞かれますが、私独自の見解としてはまだまだ強いという印象です。

しっかり、反発するところで反発していますし、短期的には急伸の合図の発生。
トレンドの上昇期、長期的値動きの反発上昇と3つの要素で方向性は「上」を照らしています。

私個人の見方ですが、年内中に1度は高値を更新すると見ています。