上昇を続ける日経平均株価。さらなる上昇はあるのか?

急伸の日経225先物。現在の株価は天井か!?

こんにちは、タートルです。
久々のトレード考察です。

円安の進行を受けて猛烈に急伸している日経平均株価。金曜日の動きでは16000円台を軽く突破し、去年の大納会に付けた高値の16335円に迫る勢いです。
では、この続伸を続ける日経平均値はいったどこまで、そしていつまで上げるのでしょうか?

私タートルがオリジナルのチャート【月足タートルバンド】と【3monthband(3月足)】を使って独自の視点で今後の値動きの行方を占っていきたいと思います。
この記事はあくまで私の勝手な解釈と解析なので、実際のトレードに活かす際には十分にご注意し、すべて自己責任で行なって下さいね。

では始めましょう。

月足チャートで分析!まだ上がる?それとも天井?

まずは月足チャートから見ていきましょう。
月足チャートでもオリジナルの指標を用いた月足タートルバンドというものがあります。月足タートルバンドはトレンド、つまり日経平均株価が現在どの方向で進んでいるかを判断するのに非常に優れています。
実際に、タートルバンドヘキサグラムトレードでは仕掛けTとしてその方向性から売買判断を決定しています。

そのトレンドに強い月足タートルバンドでは、どのような動きをするのかを過去の事例を挙げて考察していきたいと思います。

まずは下のチャートをご覧ください。

bunseki9-21

この月足タートルバンドは過去2003年~2006年にかけての実際の値動きとなります。
トレンドの決定の説明に関しては、ここで詳しくは述べませんのでルールブックをご覧ください。

2003年8月に上昇期に入り、2004年8月に月足ミドルを割って調整期に入ります。通常はココから遅行-1線を割って下降期となる展開ですが、再び月足ミドルを超えて再上昇期となるケースになります。

再上昇期に入ってからはさらなる上昇を見せています。
その一つの目安として月足+15%線上で推移していることが挙げられます。

非常に強い上昇期の場合、+15%線上で高値を切り上げていき、そのラインに付いていけず離れていく時が一服の合図でもあります

では、現在の月足を見てみましょう。

bunseki9-21b

2013年1月から上昇期に入り、2014年3月に調整期入り、そして7月に再び月足ミドルを超えて再上昇期に入っています。
これを見れば最近の急伸が続く理由が見えてきます。

この最近のチャートと2003年のチャートを見比べてみると、かなり似た形になっていると思いませんか?
それを踏まえると、2003年のチャートは再上昇期の際、月足+15%線上まで上昇し強い動きで上へ向かっています。

一方現在の月足を見ると、今週の上昇でもまだ+15%線にはほど遠い位置関係。最近、アナリストの中にはそろそろ高値圏なんておっしゃる方もおられますが、このチャートを見る限り、まだまだ上を狙えると私は見ています。

価格面の分析をすると過去の事例では、上昇期が始まった始値から再上昇期中の高値を差し引くと7930円の上昇。
現在の状況ではすでに5585円まで上昇を見せています。おそらく初めの上昇期の上昇が2003年よりも強かったことが要因として挙げられます。

その上昇の強さの余波が今回の+15%線を押し上げていると思いますが、この現在のチャート形状を見るとやはりもう少し上には行くように感じます。

考察ビフォー・アフター
5-7a

考察ビフォーでは、強い上昇基調の場合月足+15%線に沿って上昇をするということを述べましたが、考察アフターでは15%線には届かなかったものの、再上昇期特有のさらなる上昇推移を見せてくれました。

一方現在の月足を見ると、今週の上昇でもまだ+15%線にはほど遠い位置関係。最近、アナリストの中にはそろそろ高値圏なんておっしゃる方もおられますが、このチャートを見る限り、まだまだ上を狙えると私は見ています。
-省略-
その上昇の強さの余波が今回の+15%線を押し上げていると思いますが、この現在のチャート形状を見るとやはりもう少し上には行くように感じます。

このように述べた通り、2014年9月の時点から大きく高値を更新していることがお分かりいただけると思います。

3monthbandで見る今後の値動きパターンとは?

次は3月足チャートである3monthbandで考察していきましょう。
3monthbandでは日経平均株価の長期的な価格の値動きをパターン化して、その方向性を決定する指標として用います
実際、当トレードでは仕掛けPとして売買シグナルの判断に使用する重要な指標です。

もちろん、3月足チャートなので1足が3ヵ月で形成される非常に大きな時間軸でのチャートと言えます。
3か月という非常に長いスパンなので、価格のパターンは非常に素直に動いてくれるのが特徴的です。

今回も過去の事例と現在とを照合しながら考察したいと思います。

bunseki9-21c

まず過去の事例から。2005年から2007年にかけての実際の値動きです。
3月足での上昇パターンでは3M+2ラインと3M+1ラインの間で推移することが言えます。

2005年では強い上昇から一旦3M+2ラインを上抜けその後3M+1ラインまで戻されていますが、3M+1ラインでは反発。
反発すると、3M+2ラインに向かいまた反落という展開を繰り返しています。

これが典型的な上昇パターンと言えます。
では、それを踏まえて現在の3monthbandを見てみましょう。

bunseki9-21d

現在の日経平均株価の推移でも同じように強い上昇から3M+2ラインを貫いていますが、下落し3M+1ラインまで戻します。しかし、当足(7-9月足)に前足(4-6月足)では3M+1ラインで反発しているのがお分かり頂けると思います。

ということは次は3M+2ラインに向かうということが言えませんか?そして到達後は反落し3M+1ラインまで下げる展開ということになります。
7-9月期での3M+2ライン値は16500円前後となっており、9月中に16500円まで上げる可能性も十分あります。

そして、3M+2ラインに到達すれば次の展開としては3M+1ラインまでの下落を期待し、売りを仕掛けられます。
つまり、トレンドでは上昇で買いを仕掛けながら、パターンでは限定的に売りを仕掛ける両建てが可能になるということです。

残り9月の動きから10-12月期の仕掛けを判断します。両建てになると非常にオイシイ期間になるということは言うまでもありません

考察ビフォー・アフター
5-7b

考察ビフォーでは、3monthbandでの上昇の値動きパターンから7-9月足で3M+1ライン反発から3M+2ラインを目指すという見解でしたが、考察アフターでは1本ずれ込み10-12月足で見事に3M+2ラインに到達し、到達後の反落で2015年1-3月足で3M+1ラインまでの下げを見せ、最終的にとても分かりやすい上昇パターンを拝むことができました。
考察はおおむね正確だったと言えます。

まとめ

月足タートルバンド、3monthbandの観点から現在の位置関係を見ればまだ天井でないと見ます。
ただ短期的には下に仕掛けられることもあるでしょうが、基本的には買いの方向で間違いなさそうです。

3monthbandでは一応の高値予想は16500円前後。しかしこれは9月末までで10月に入ると、上値も切り上がります。
月足タートルバンドでは月足+15%までやや距離がありすぎて現実的ではなさそうですが、価格的には17500円前後が高値予想。

7-9月期は値動き自体が穏やかで収益も控え目でしたが、その分今回のように値動きのパターンで見た時に非常に安定したゾーンでの取引ができます。9月残りもこのまま終えれば10-12月期も比較的安定した分かりやすいゾーンでの取引ができそうです。