【GW特別考察】日経225における”セルインメイ”はあるのか?

ゴールデンウイーク特別公開

こんにちは、タートルと申します。今回初めて考察をお読みになっていただける方もいるのかな?そんな方には初めまして。

さて大型連休も後半ですが、皆さん大いに楽しんでおられますか?個人投資家の方はそろそろGW明けの相場が気になる頃かもしれませんね?
そこで本日はGW特別公開として、普段メンバーの方にしか公開していない秘密の考察を大公開させていただきます。

面白い!気に入った!と思われましたら、是非とも無料のメンバー登録をしてください。今後はメンバーの方だけの極秘公開に切り替えますのでね。
タートルズメンバー無料登録

今回の考察は皆さんが気になっている”セルインメイ”と呼ばれるもの。

5月に売り,相場から離れろ! そして、セント・レジャー・デー(9月の第二土曜日)まで戻ってくるな。

ウォール街の格言らしいですが、私あまり深い意味が存じておりません。つまりは5月からは下げる?みたいなところでしょうか?(間違ってたらすみません)
本考察では独自のチャート「タートルバンド」を使って日経225先物の値動きの癖を過去のデータが読み取って未来に生かすという趣旨のものです。ぜひ最後までお付き合いください。

過去15年の5月の相場の成績

まずは、単純に2000年から2014年まで過去15年の5月の日経225先物の相場がどうだったかを見てみたいと思います。
表の簡単な説明としましては、左から年。月はすべて5月のみです。トレンドは月足タートルバンドを使った独自の中期トレンドです。
上昇とは、始値から高値までの値、下降とは始値から安値までの値のことを指します。実体は始値から終値までの値を指します。マイナスの場合は陰線ということになります。

トレンド上昇下降実体
2000 調整期1M 5402210
-1700
2001
 調整期1M 390
1000-900
2002 調整期3M 530310200
2003 調整期1M 69040620
2004 過熱期10M 201290-520
2005 調整期1M 370150330
2006 過熱期11M 4601520-1470
2007 上昇期8M 470210455
2008 下降期6M 585300540
2009 調整期1M 67045670
2010 上昇期5M 301430-965
2011 調整期2M 70585-275
2012 上昇期2M 5
1020-970
2013 上昇期5M 2155415-280
2014 調整期4M 400445365

多くが調整期。次いで上昇期

中身を詳しく見てみると、まず目立つところでは調整期が非常に多いということ。4月までで一旦の節目を迎え次なるトレンドが決定する前の段階がこの5月は多いということになります。
15年のうち、8年が調整期と半数を占めています。
次いで多いのが上昇期。4年あります。その次の過熱期も上昇期の延長ですから合わせると6年となります。
そしてリーマンショック年の2008年のみの下降期という全体図になっています。

実体ベースで見ると7勝8敗でほぼ五分だが

月足のローソク足の実体でみてみると、陽線が7勝で陰線が8勝でほぼ互角となっており、セルインメイと騒がれるほどの結果ではありません。
しかし、あまり意味はないと思いますが実体をすべて合計すると、-3900円となり下降がやや有利。上昇と下降の平均の強さを計ると上昇平均が492円に対し、下降平均が731円とこちらも下降が有利な展開となっています。

注目すべき点として上昇期の4年のうち、3年が大きく下落しているということ。上昇期は買われる時期にも関わらずこの成績という辺りにセルインメイと呼ばれる部分があるのかもしれません。

最も見るべき点

実はこうした過去の成績だけを見てもあまり意味がありません。というのは、トレンドによって動き方は180度変わってくるからです。上昇期の時の5月相場は?調整期時の5月相場は?というのは視点が大きく変わります。
全く意味がないのかというとそうではありません。現在の状況が過去の環境と似たケースを見つけることができればそれは大きな考察になります。

現在のトレンドは上昇期が11か月続いた過熱期11Mです。過熱期における5月相場は大きな意味を持ちます。4月という節目を通過しての過熱期というのは、それまで上昇を続けていたものが大きく舵を取っていく時期となります。
過去15年で見てみると、ありました2004年と2006年の2つの過熱期によるケースです。この2つのケースは今回の考察で大きな収穫となりえます。

過熱期の動きに注目する

正しい考察とは?

過去の数字に捉われすぎてはいけません。しかし、正しい考察によって過去の値動きから未来へのヒントは手に入れることはできます。
過去15年で15回の5月相場が訪れ事実としての結果がありますが、今回の5月相場がどれかに当てはまるということではありません。

例えばじゃんけんを何気なしに行うのと、多くの人のグーチョキパーの出る比率、出る順番、確率等を分析すれば何気なしにじゃんけんするのとでは結果が違ってきます。
でもここで重要なのは、「今勝負する相手の癖」を知ることです。データが不特定多数のものであればそれは参考程度にすぎません。
そこから、さらに突き詰め「相手のデータ」を追加させることでさらに勝率をアップさせることができます。

この「相手のデータを追加」という部分が正しい考察ということになります。

過去15年で過熱期は2回あります。その2点に注目すれば現在の相場の位置が見えてきます。
2004年の5月と2006年の5月相場を振り返ってみましょう。

2004年の5月相場

セルインメイ分析a
上チャートは2004年の3月から6月の間の日足タートルバンドを表示させています。3月からの流れを掴むことで5月相場がどのような位置にあったのかを認識してもらえます。
下部には月足タートルバンドで判断する中期のトレンドを表示させています。上昇期10Mからは過熱期となり買われ過ぎゾーンに入ります。

上図の2004年のケースは非常に分かりやすい事例です。上昇期9Mまではきれいな上昇トレンドを形成し、5月に入り大きな方向転換をしています。2004年5月の上昇値はわずか20円で対して下降値は1000円を超える1290円。5月半ばから切り返していますが、過熱期による下げが見られます。

反発後はジリジリと値を戻す展開となりますが、図にはないですが7月の過熱期12Mから再び下落に転じ8月には調整期入りをしています。

2006年の5月相場

セルインメイ分析b

次に2006年のケース。こちらは今の相場に近い環境です。上昇期9Mを過ぎて10M目に入り過熱期入りしても高値圏でしばらくした後、5月相場に入っています。GW明けには大きなギャップアップをしバンドブレイクして始まるもそこからは下落の一途。一旦上に試したことで上昇値は460円を記録。それに対し、下降値は2004年と同様1000円オーバーの1520円をマークし大きく転換しました。

2006年のケースは過熱期11Mで大きく値を下げ6月には調整期入り。

2004年と2006年の共通点

無論、15年で2つのケースしかないので確実性という点では弱いですが、過熱期による5月相場という点をみるとやはり下に大きく動いていることが言えます。
2004年も2006年も下には1000円を超える大きな下落を見せています。では次にそれを踏まえ、現在のチャートを表示させてみてみましょう。

2015年現在のタートルバンド

セルインメイ分析c 

3月と4月の流れを見ると2006年の動きに似ています。上昇期10Mの過熱期に入っても下げない相場が続き、過熱期11Mに入りやや下に動く予兆を見せているといった状況です。2015年の5月の始値は19520円で上昇は165円、下降は110円とほぼ方向感なしでのスタートを切っています。上記2例を見ると5月前半から大きく動いているのが特徴なのでGW明けがどの位置で寄り付くのか、また明けの動きの方向感が非常に注目されるところです。

タートルバンドにおける分析では、5月は1000円以上下げる可能性があるとの見解です。5月の初値が19520円なので少なくとも18500円前後までの安値は付けるだろうとみています。
そこからは2004年のケースのように強い反発を見せるか、2006年のように調整期に向かうかは現時点では分かりません。

Sell in mayはあるのか?

で、最期に本題の「セルインメイはあるのか?」ですが、セルインメイの定義がよくわかりませんが、1000円以上の下げがそうであれば私はあると予想します
ここまではっきり予想する方も多くはないと思いますが、いち個人投資家の戯言だと思って読み流してください。

~~~~~最期までお読みいただき誠にありがとうございました。~~~~~

今回はGW特別企画として会員でない方でもお読みいただけるように公開しましたが、普段こういった独自のトレード考察はタートルズメンバーの方限定で行っております。
過去の考察を読んでいただければ、過去の考察がどこまで精度があるのか認識してもらうことも可能です。

現在は無料で会員になっていただけます。会員(タートルズメンバー)になるとタートルヘキサのルールブックもすべて無料でお読みいただくことも可能ですのでぜひお気軽にご登録ください。
タートルズメンバー無料登録

過去のトレード考察はこちら